広島大学 ダイバーシティ&インクルージョン推進機構 広島大学
ダイバーシティ&インクルージョン推進機構
The Institute for Diversity & Inclusion, Hiroshima University

Activity

「第2回 号令に時間がかかる教室 in 広島」を開催しました

日時

2025年5月31日(土)
12:20~、13:30~、14:40~

場所

フェニックス国際センター
(ミライクリエ)1F多目的ホール

参加者

84名

実施目的と概要

吃音のある教員志望の高校生・大学生に安心できる環境で模擬授業を行ってもらいます。先生役の吃音がある高校生・大学生に教職への自信をつけてもらうとともに、生徒役の参加者に吃音への理解を深めてもらいます。

レポート

「吃音」とは、頭に言葉が浮かんでいても滑らかに発話できないことがある発話障害です。音や音節、言葉が途切れたり繰り返されたりするという特徴があります。吃音当事者は全国に約120万人いるとされていますが、その認知や理解は十分に進んでいません。
 吃音のある人に自信を深めてもらい、吃音に対する周囲の人々の理解を促進する目的で、教員を目指す吃音のある高校生や大学生が模擬授業を実施するのが「号令に時間のかかる教室」です。「号令に時間のかかる教室」は、全国で吃音に関する活動を行っている吃音当事者の奥村安莉沙さんが立ち上げたイベントで、本学では昨年に引き続き2回目の開催となりました。
 今回、先生役として教壇に立ったのは、福山市立大学教育学部1年生で小学校と特別支援学校の先生を目指している金子諒哉さん、山口県立徳山高校2年生で美術の先生を目指している吉田里紗さん、本学教育学部4年生で国語の先生を目指している安藤結唯さんの3名です。
 金子さん、吉田さん、安藤さんは、授業の前半で吃音の症状に関する基本的な知識や吃音のある人との関わりにおいて相手に寄り添うことの大切さなどを説明した後、授業の後半では生徒役の参加者が吃音について意見交換するグループワークの司会を担当しました。
 授業終、吉田さんは「生徒役の方々にたくさん感想をもらったり、グループワークでたくさん話し合う姿を見て、本当に教師になりたいという思いがより明確になった」と振り返りました。金子さん、吉田さん、安藤さんには、生徒役の参加者からあたたかい拍手が贈られ、吃音に対する理解と共感を広げるために貴重な機会となりました。

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