広島大学
ダイバーシティ&インクルージョン推進機構
The Institute for Diversity & Inclusion, Hiroshima University

特別⽀援教育に関わっている先⽣⽅を対象に、特別⽀援教育に関する基礎的な知識及び技能を提供することを⽬的としています。

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こんな方におすすめ

  • 特別⽀援学級の先⽣
    1年を通した⾃⽴活動の指導について考えてみたい!教科のユニバーサルデザインの指導法を⽇々の授業で取り⼊れてみたい!
  • 通級指導の先⽣
    ⾃⽴活動の指導の考え⽅や指導法、またLDなど発達障害のことなどについて系統的に知っておきたい!
  • コーディネーターの先⽣
    特別⽀援教育の系統的な講義を受講する時間がなかったので、学んでみたい!
  • 担任や⽀援員の先⽣
    通常の学級に在籍している学習障害の⼦供の困難を理解しておきたい!
  • 担任の先⽣
    「合理的配慮」がどういう意味なのか、テストはどうしたら良いのか、知りたい!
  • 授業担当の先⽣
    ユニーバーサルデザインの考え⽅や指導例を知りたい!
  • 忙しい方でも、オンデマンド(動画)で開講されるので、受講期間中(6⽉〜翌1⽉)いつでも受講が可能です!

講義動画の一例

プログラムの内容

LD等教育総論(90分×15回)

学習障害、注意⽋陥多動性障害、⾼機能⾃閉症やアスペルガー症候群などの発達障害や、情緒障害のある⼦どもの⼼理・⽣理・病理的特性について学びます。特別⽀援学校教諭免許状の第3欄科⽬です。

  • 第1回 学習障害,注意欠陥多動性障害,高機能自閉症,アスペルガー症候群,情緒障害について(概要)
  • 第2回 特殊教育から特別支援教育への転換に伴う発達障害児への支援の在り方の変遷
  • 第3回 学習障害の理解と支援
  • 第4回 注意欠陥多動性障害の理解と支援
  • 第5回 自閉症スペクトラム障害の理解と支援
  • 第6回 情緒障害の理解と支援
  • 第7回 発達障害児のための教育課程
  • 第8回 発達障害児に対する授業づくり
  • 第9回 特別支援教育コーディネーターの役割
  • 第10回 保護者支援・学級担任支援の在り方
  • 第11回 発達障害児に対する実態把握の在り方:アセスメントの解釈と個別の指導計画への活用
  • 第12回 発達障害・情緒障害児の心理・生理・病理
  • 第13回 二次障害の予防と支援
  • 第14回 発達障害児に対するソーシャルスキル・トレーニングの実際
  • 第15回 米国を中心とした特別支援教育先進国における発達障害児に対する支援の実際

特別⽀援教育⽀援技術総論(90分×15回)

特別⽀援教育における⽀援技術(アシスティブ・テクノロジー)の活⽤について学びます。特別⽀援学校教諭免許状の第3欄科⽬です。

  • 第1回 ATってなんだろう
  • 第2回 障害者の権利に関する条約と障害者差別解消法
  • 第3回 学習を支えるためのATについて
  • 第4回 読みの困難への対応
  • 第5回 書きの困難への対応
  • 第6回 算数の困難への対応  
  • 第7回 コミュニケーションの困難さへの対応
  • 第8回 視覚障害教育におけるAT実践
  • 第9回 聴覚障害教育におけるAT実践
  • 第10回 特別支援教育におけるAT実践
  • 第11回 知的障害教育におけるAT実践
  • 第12回 肢体不自由教育におけるAT実践(スイッチ入力)
  • 第13回 肢体不自由教育におけるAT実践(視線入力)
  • 第14回 自閉スペクトラム症におけるAT実践
  • 第15回 ATを学校教育で導入するために

学びのユニバーサルデザイン⼊⾨(90分×15回)

学びのユニバーサルデザインを踏まえた教科指導、各障害に応じた指導に関する知識、特別⽀援教育の制度について学びます。

  • 第1回 幼稚園および小中高等学校の特別支援教育の制度
  • 第2回 特別支援学級での指導(知的障害者)
  • 第3回 特別支援学級・通級指導教室での指導(学習障害・自閉症・情緒障害)
  • 第4回 特別支援教育と支援技術の活用
  • 第5回 小中高等学校における特別支援教育
  • 第6回 小中学校における自立活動の指導
  • 第7回 基礎的環境整備と合理的配慮
  • 第8回 個別の教育支援計画と個別の指導計画
  • 第9回 学びのユニバーサルデザインのための教育方法技術論
  • 第10回 学びのユニバーサルデザインを踏まえた国語科指導
  • 第11回 学びのユニバーサルデザインを踏まえた算数・数学科指導
  • 第12回 学びのユニバーサルデザインを踏まえた生活科・社会科指導
  • 第13回 学びのユニバーサルデザインを踏まえた音楽科・図画工作科指導
  • 第14回 学びのユニバーサルデザインを踏まえた外国語科指導
  • 第15回 学びのユニバーサルデザインを踏まえた配慮と学級づくり

履修料

45,000円
※科目等履修生として登録し単位を取得する場合は、検定料・入学料の追加費用が必要です。

単位取得を希望する場合:
広島大学の科⽬等履修⽣として登録し、最終試験に合格することが必要です。科目等履修生としての登録は履修証明プログラムとは別途手続きを行う必要があります(2月末締切)
科目等履修生の詳細は下記URLよりご確認いただけます。
https://www.hiroshima-u.ac.jp/nyugaku/sembatsu/kamokurisyusei

参加者の受講条件

小学校、中学校、高等学校の教員免許状を取得または取得見込みであること。
※ただし、広島大学の在学生は受講できません。

履修証明書の発行

講義を全て受講し、確認クイズと最終試験に合格した受講⽣全員に履修証明書が発⾏されます。

申し込み

2025年度申し込みの受け付け

申請期限:2025年2月28日(金)まで(必着)
受講期間:2025年6月から2026年1月まで

申請方法
(1)履修証明プログラム履修生許可願(本学所定の様式)
(2)履歴書(本学所定の様式)
(3)履修資格を証明するもの(教員免許状等のコピー)
(4)返信用封筒(長形3号[縦23.5cm×横12cm]、110円切手貼付、宛先記入)
※履歴書については、別途電子データを下記の教育学系総括支援室(大学院課程担当)宛てにメールで送付してください。

申請書類送付先・手続問合せ先:
広島大学 教育学系総括支援室(大学院課程担当)
〒739-8524 東広島市鏡山1-1-1  TEL:082-424-3706
E-mail:kyoiku-in■office.hiroshima-u.ac.jp ※■は半角@に置き換えてください。

よくある質問

Q. 履修資格を証明するものとして、教員免許状のコピー以外で代用できますか?
A. 原則として、教員免許状のコピーをご準備ください。難しい場合は、手続き問合せ先までご相談ください。

Q. 広島大学の学生です。履修証明プログラムを受講できますか?
A. 広島大学の在学生は履修証明プログラムを受講できません。ただし、一部の科目は授業科目として開講していますので、広島大学シラバスを参照してください。

Q. プログラムの受講修了を証明するものがありますか?
A. プログラムの修了者には、履修証明書を発行します。

Q. 受講した科目の単位を取得することができますか?
A. 特別支援教育担当教員育成プログラム(基礎コース)では、授業単位を付与することが可能です。単位が必要な場合は、併せて広島大学の科目等履修生として登録してください。科目等履修生についての詳細は、以下のURLを参照。
https://www.hiroshima-u.ac.jp/bungaku/admission/kamoku

Q. 一科目だけ受講できますか?
A. 一科目のみの受講はできません。ただし、履修証明プログラムとして登録せず、科目等履修生として特定の科目のみを受講することは可能です。科目等履修生についての詳細は、以下のURLを参照。
https://www.hiroshima-u.ac.jp/bungaku/admission/kamoku

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